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絵本通俗三国志 第4巻

文/湖南文山 画/葛飾戴斗

敗走の身を荊州に寄せた玄徳は、三顧の礼によって諸葛孔明を軍師に迎えた。兵力で勝る曹操軍を、孔明は智謀で迎え撃つ。──元禄2年(1689)の序がある湖南文山訳の『通俗三国志』に150年後、二世葛飾戴斗が挿画を付し、天保12年(1841)に『絵本通俗三国志』は完結した。本書はこれを底本とし、原文の味わいをそこなわない範囲で新たな校訂を加えた。

絵本通俗三国志 第4巻
POD書籍
定価:
2,109円(税込)
ISBN:
978-4-476-14007-1
体裁:
A5判ペーパーバック
ページ数:
262ページ
発売日:
1983年2月15日



※POD(プリント・オン・デマンド版)とは
オンデマンド版は、Amazon等のウェブサイトで読者の皆様が注文し、そのつど1冊ずつ印刷されて届けられるものです。(カバー・帯のない)表紙と本文からなる並製のペーパーバックの体裁で製本されます。原本に比べて体裁は簡易版ですが、本文は原本に匹敵する品質で印刷されています。


【作者について】
湖南文山(こなん・ぶんざん)
江戸時代・元禄期の京都天龍寺の僧であった義轍と月堂の兄弟が使った筆名。中国伝来の『三国志演義』の和訳に義轍が着手し、その没後、月堂が引き継いで『通俗三国志』50巻が完成した。

葛飾戴斗(かつしか・たいと)
江戸時代・文政天保期の絵師にして、葛飾北斎の高弟。北斎から「戴斗」の号を譲られ、二世葛飾戴斗を名乗る。

「絵本通俗三国志」シリーズ