作/漆原智良 絵/さくらせかい
幸せの黄色いひまわり、き~ぼうちゃん! みんなに希望をとどけるひまわり、き~ぼうちゃん! きれいな花を咲かせてね! ──東日本大震災被災地のがれきの中から芽を出したひまわりの種のエピソードに基づく創作物語(オールカラー、小学校中学年から)。
[著者プロフィール] 漆原智良(うるしばら・ともよし) 1934年、東京・浅草生まれ。児童文学作家、教育評論家。法政大学卒業後、絶海の孤島・八丈小島に教員として赴任。84年、東京都中学校教諭を依願退職し、作家生活に専念。実践女子短期大学、立教大学、秋草学園短期大学等で「児童文学論」「幼児教育論」などを講じる。著書は『ふるさとはヤギの島に─八丈小島へ帰りたい』(あかねノンフィクション)、『ぼくと戦争の物語』(フレーベル館)など、100冊を超える。第45回児童文化功労賞受賞。(社)日本児童文芸家協会顧問。 さくらせかい 1959年、徳島県生まれ。大阪・黒門市場付近にて育つ。イラストレーター、絵本作家。さまざまなアルバイトや職業に就きながら、カルチャースクールなどでイラストレーション、絵本を学ぶ。2006年、『21人の赤ずきん』〈スペイン文化庁こどもの本準グランプリ受賞〉(スペイン、メディア・バッカ社)に作者の1人として参加。著書に『いしゃがよい』(福音館書店)、『チェチェンとクゥクゥ』(福音館こどものとも年少版)、『おやじの海』(自由国民社)などがある。