明らかな証拠となっている文献をもとに、日蓮大聖人の一生を描く。人間日蓮、あるいは思想人としての日蓮像に迫る。

序　　　 日蓮大聖人―その生涯と思想―
第一章　　誕生から清澄入山へ
第二章　　出家・修学時代
第三章　　立教開宗
第四章　　立教開宗時の宗教的立場の諸問題
第五章　　鎌倉における布教と「立正安国論」上奏への道
第六章　　国主諫暁
第七章　　松葉ケ谷の法難と伊豆流罪
第八章　　小松原の法難から竜の口の法難へ
第九章　　竜の口の法難
第十章　　佐渡流罪とその生活
第十一章　「開目抄」について
第十二章　「観心本尊抄」執筆の背景
第十三章　「観心本尊抄」について
第十四章　佐渡流罪の意義
第十五章　流罪赦免から身延へ
第十六章　蒙古襲来
第十七章　身延期の意義と真言破折
第十八章　熱原の法難
第十九章　入滅にいたる日々

参考文献
日蓮大聖人の年譜