鈎 治雄 著
ロングセラー『楽観主義は自分を変える』の著者が贈る孫育てのアドバイス。祖父母たちの生きる姿勢は、確かな教育力となって、次世代を育んでいく──。子どもたちと向き合う祖父母世代の心のあり方を、心理学の視点からわかりやすく語る。教育誌『灯台』の好評連載(2017年5月号~19年4月号)に大幅加筆し、書籍化。
【目次】 まえがき 第1章 祖父母の大切な役割 1 子育てと孫育てはどう違う? 2 祖父母ならではの孫とのかかわり方 3 祖父母だからこそ、孫に伝えられること 4 孫から慕われ、愛される存在に! 第2章 孫との上手なかかわり方 1 孫の豊かな心を育む秘訣 2 気をつけたい孫への過保護 3 思春期の孫とは、こう接しよう! 4 孫へのかかわりに疲れてしまったら 第3章 子育ては家族をつなげる力 1 パパ・ママとの良い関係は、こう築こう 2 パパ・ママの子育てが気になったら 3 今の子育て環境に関心を持とう! 4 祖父母の新たな関係づくりを目指そう 第4章 未来を育む祖父母の生き方 1 社会の変化と子育て、孫育て 2 〝老い〟を見せることで、孫を育てる 3 人生百年時代の良き見本になろう 4 孫から、拍手喝采の充実の人生を! 引用・参考文献等一覧 【著者プロフィール】 鈎 治雄(まがり・はるお) 1951年生まれ。心理学者、創価大学名誉教授。大阪教育大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科修士課程修了。東洋哲学研究所委嘱研究員。単著に『楽観主義は自分を変える』『お母さんにエール! 楽観主義の子育て』『子育てが楽しくなる心理学Q&A』(いずれも第三文明社)、『教育環境としての教師』(北大路書房)など。共著・共編著に『子どもの育成と社会』(八千代出版)、『はじめて学ぶ教育心理学』(ミネルヴァ書房)など。