河合隼雄
西欧伝来の父性原理と日本型母性原理が激しくせめぎ合う現代日本を見据えて、意味ある改革の方向を問う英知の対話集。対談者は、柳田邦男、山田太一、加藤周一、D.キーン、司馬遼太郎ほか。 ※POD(プリント・オン・デマンド版)とはオンデマンド版は、Amazon等のウェブサイトで読者の皆様が注文し、そのつど1冊ずつ印刷されて届けられるものです。(カバー・帯のない)表紙と本文からなる並製のペーパーバックの体裁で製本されます。原本に比べて体裁は簡易版ですが、本文は原本に匹敵する品質で印刷されています。
目次 原理としての女性―――中村雄二郎 「日本学」と「日本の美学」の対話―――今道友信 イデオロギーからコスモロジーへ―――柳田邦男 生きて行くことの不安―――宮迫千鶴 ふれあい―――山田太一 日本社会の「国際化」と文化構造―――加藤周一 日本人を語る―――ドナルド・キーン 創造できるか「新しい幸福論」―――遠藤周作 日本人のこころの行方―――司馬遼太郎 あとがき