中論(上)
縁起・空・中の思想
レグルス文庫
初期大乗仏教の確立者龍樹が、釈尊の教説の中心となった「中道」を徹底した論理と思想のうえから実現しようとした論書。本書では、羅什訳を基準にしてサンスクリット詩頌と対照する。
- 定価:
- 1,430円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-01158-6
- 体裁:
- 新書判ソフトカバー
- ページ数:
- 280ページ
- 発刊日:
- 1984年3月15日
- 在庫状況:
- 在庫あり
目次
はしがき
解題
第一章 龍樹
第二章 『中論』
中論卷第一
釈僧叡序
観因縁品第一 〔「縁」〕
観去来品第二 〔「去ることと来ることと」〕
観六情品第三 〔「眼などの認識能力(根)〕
観五陰品第四 〔「集合体(蘊)」〕
観六種品第五 〔「要素(界)」〕
観染染者品第六 〔「貪りと貪る者と」〕
中論巻第二
観三相品第七 〔「つくられたもの(諸現象、有為)」〕