澤瀉久敬
生成AIが答えを出す時代に、「自分で考える」力を取り戻す。 医学哲学の道を切り拓いたフランス哲学研究の泰斗・澤瀉久敬が、「考えるとはどういうことか」「考えるにはどうしたらよいか」「なぜ考えるのか」という3つの問いを、平明な語り口で説き明かす。 デカルトに学ぶ理性の確立、ほんとうの文明の条件、個性の意味、そして「読書とは自分で考えることである」との読書論まで、哲学の予備知識なしに読み進められる。 生成AIが瞬時に「答え」を出す時代にこそ、澤瀉の「考えるとは、自分で考えるということでなければならない」との言葉が響く。 60年余にわたり読み継がれてきた思索の名著、待望の復刊。 評論家・與那覇潤の「推薦の辞」を掲載。 この書籍はまだ販売されていません。2026年10月15日発売予定です。販売サイトによっては、購入の予約ができます。
【目次】 推薦の辞(與那覇潤) レグルス文庫版への序 まえおき 考えるということ 理性の窓をあけよう 思想の英雄・デカルト ほんとうの文明 個性というもの 読書について あとがき 【著者略歴】 澤瀉久敬(おもだか・ひさゆき) 1904–1995。三重県伊勢市生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒業。同大学院を経て、政府招聘留学生としてフランス留学。帰国後、京都帝国大学講師、大阪帝国大学講師、大阪大学(1947年改称)教授、大阪大学名誉教授。文学博士・医学博士。著書に、『哲学と科学[改版]』(NHK 出版)、『医学概論』『医学の哲学』(オンデマンド版=誠信書房)など。